2006年 11月4日(土)~10日(金)に韓国にて行われたグループ展に出品した作品です。
ちょうど半年ほど前に二人目を出産したこともあり、自分で製本した本に胎児の超音波写真を貼っています。
表紙のクロス代わりに「腹帯」を用いています。戌の日に「腹帯」をまくと安産になると言われ、私の住んでいる京都では、多くの人々がお参りをしています。私は別段信じているわけではなかったのですが、「腹帯」という慣習を生み出した、出産への切なる願いを表しています。たまたま私が住んでいるところでは「腹帯」だったというわけで、他の多くの場所/国でも、そのような慣習は存在することでしょう。
それほどに、産むということは大変な事であるにもかかわらず、簡単に命を殺してしまう戦争への反対表明としてこの作品を作りました。
我が子の臍の緒も一緒に展示いたしました。
「反戦韓日交流展」
主催:忠北民族美術人協議会
共催:オッケともだち
協力:TOKKI
開催期間
2006年 11月4日(土)~10日(金)
※11月4日(土)オープニング
開催場所
国立清州博物館ギャラリー